#194 Fリーグ2025-2026Div.1 バサジィ大分分析

バサジィ大分

みなさんこんにちは。

2026-2027シーズンに向けたFリーグチームの2025-2026シーズン分析、今回はF1の第11弾、バサジィ大分です!ぜひご覧ください!

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バサジィ大分 戦績

まずは昨シーズンの戦績についてです。 昨シーズンの大分は、9勝5分13敗の勝点32、8位でシーズンを終了しています。

大分はシーズンごとに選手の入れ替わりが多いことも影響し、なかなか上位に食い込むことができていない状況です。昨シーズンは6試合勝利がないときや6連敗のときがあるなど、流れをなかなか止められなかったように思います。それでもファイナルシーズン含めて最後7試合は5勝2分と好調でシーズンを終了しています。

それでは、具体的に分析していきたいと思います。

得失点傾向

まずは得点と失点の傾向についてそれぞれ数字を示します。

大分の得失点数をまとめると以下の通りです。

また、リーグ内の得失点の順位も示します。

各局面での得失点を他チームとの比較したグラフも示しておきます。

それでは、大分の具体的な分析をしていきたいと思います。

大分の特徴

それでは、大分の特徴を分析していきます。

武器の仕掛けと前進の課題

大分の定位置攻撃としては、仕掛けられる選手がいる武器と、前進の課題があるように思います。相手を押し込んだ状態に進めば、吉田選手や仁部屋選手、鬼塚選手など仕掛けられる選手がいてチャンスを作り出していました。

実際に定位置攻撃の得点の内訳として1対1の仕掛けが多くなっています。

一方で、相手コートにボールを押し込む前進の部分では課題があると思います。ボール保持はとても上手で、よく人とボールが動き、大分がボールを持つ時間もありました。しかし、なかなか相手コート深い位置にボールを入れることができなかったように思います。原因としては、4枚が降りてプレーする機会が多かったこと、背後へのランニングが少なかったことが考えられます。

選手の入れ替わりはありましたが、即戦力の選手も加入していますので、1対1の良さを活かすための前進をどのように構築するかが今シーズンのポイントになるでしょう。

相手のPivo当てに苦戦

大分は定位置攻撃での失点が少ない傾向にありますが、特に前からのプレスを回避されて失点することが少なくなっています。

これはどちらかと言えば、前から積極的にボールを奪いに行くというよりは、プレッシャーをかけながら背後のスペース管理をしっかりしている印象です。

その中で失点パターンとしては、Pivo当てからの失点が多くなっていることがわかります。

その中で、ハーフまで押し込まれた状態の守備においては、Pivo当てでの失点が半数に及びます。

試合を見ると、まず1つ目はPivoに対して斜めのPivo当てを入れられている傾向があります。斜めのPivo当てに関してはボールホルダーがパスラインを限定したいところです。

2つ目は、Pivoにパスが入った後もFixoが相手Pivoに体をつけすぎて、ボールにアタックできていない状況が作られている印象です。少しずらされたり、侵入してきた相手へのパスラインを限定できなかったりということがあります。

F1の各クラブには良いPivoがいますので、まずはPivoに入れさせない、特に中央のPivoに対しては闇雲に寄せすぎずに行動を限定してグループで守っていく方が良いのではないでしょうか。

狙いのロングカウンター

一方で、トランジション攻撃での得点は大分の狙いの一つになっています。

これを見るとわかるように、自陣(ゾーン3とゾーン4)でボールを奪って得点したのが60%となり、どちらかと言えば自陣からのトランジションに比重を置いているように思います。

相手のセットプレーからボールを奪ってトランジションで得点を挙げていることからもわかるように、長い距離をしっかりランニングしてゴールを奪うことはチームとして狙っていたのだと思います。

長い距離のカウンターに対しては両サイドから2人の選手が駆け上がっていくことが徹底されており、シュートまで繋げられているシーンも多く見られます。ロングカウンターを狙うという点については、定位置守備からのトランジション場面でも繋がりが見られ、トレーニングの成果が出ていたものと考えます。

期待感のあるパワープレー

大分の課題としては、パワープレーです。パワープレーでの得点が2点、パワープレー返しでの失点が10点と、パワープレーが機能せず逆に失点をしてしまったことがわかります。

大分のパワープレーは、最初の頃はブロックからのシュートなどシンプルな形を使っていましたが、シーズンが進むについれて相手を崩し切るようなパワープレーに変更していました。5人でパスを回しながら人も動いて配置を変えています。その中で相手の4人の間を攻略しようとチャレンジしていたと思います。

間は攻略できれば大チャンスにはなりますが、逆にボールを奪われるリスクは高まります。結果的になかなかうまくいかずにパワープレー返しを多く受ける結果にはなりましたが、良いチャレンジで期待感のあるパワープレーだったように思います。一方でプレスをかけられて押し返されたりボールを奪われたりすることもあったため、プレスをかけられた時にどう間を活用してシュートまで行けるかがポイントだったように思います。

シーズン別の傾向比較

ここ4シーズンの得失点の傾向を比較します。まずは得点です。

総得点に関しては大きく変動はありません。特殊局面が大きく減少していますが、定位置攻撃とセットプレー、トランジションで増加しています。

特殊局面については、パワープレーとGK活用での得点が減少しています。パワープレーは特に改善したいところでしょう。

失点に関しても得点と同様の傾向はあり、定位置攻撃とセットプレー、トランジションが減少し、特殊局面が増加しています。

特殊局面については、前述の通りパワープレー返しの増加が大きく影響しています。

この傾向から考えると、昨シーズンの大分は定位置攻撃とセットプレー、トランジションへの改善や強化を中心に行われたのではないかと考えられます。

まとめ

今回はバサジィ大分について解説しました。

大分は毎シーズン選手の入れ替えが多く、なかなかチームとしての定着が難しい状況にあります。その中でも定位置攻撃やセットプレー、トランジションで改善を見せています。特に守備からのトランジションの部分ではチームとしての狙いも見えたように思います。

なかなか近年は上位に絡むことはできていない中で、今シーズンも選手の入れ替わりがあり、監督の交代もあります。リーグでも数少ないプロクラブとして上位への定着は期待したいと思いますが、新たにどのようなチーム作りがされるのか楽しみにしたいと思います。

それではバサジィ大分の分析は以上になります。ご覧いただきありがとうございました!

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