みなさんこんにちは。
今回はFリーグチーム分析第4弾、5位Y.S.C.C横浜です!
これまでの3チームの分析は以下をごらんください!
第8節までの戦績
現在Y.S.C.C横浜は4勝4敗、勝点12で5位となっています。
第1節 | 2022/6/18 | Home | 横浜 | 4○0 | 大分 |
第2節 | 2022/6/24 | Home | 横浜 | 1●2 | 名古屋 |
第3節 | 2022/7/1 | Away | 横浜 | 2○1 | 北九州 |
第4節 | 2022/7/8 | Home | 横浜 | 6○4 | 大阪 |
第5節 | 2022/7/16 | Away | 横浜 | 1●3 | 立川 |
第6節 | 2022/7/23 | Home | 横浜 | 3●4 | 町田 |
第7節 | 2022/8/21 | Away | 横浜 | 5○4 | 長野 |
第8節 | 2022/8/27 | Away | 横浜 | 1●3 | 北海道 |
得点数は北海道と同じでリーグ4位タイの23点、失点数はすみだ、大阪と同じリーグ4位タイの21点です。横浜が1順目に残す相手は浦安、すみだ、湘南の3チームです。
得点分析
まずは得点についてです。Y.S.C.C横浜の得点は23点で、1試合平均2.75点です。
得点パターンの内訳は、定位置攻撃が10点、セットプレーが1点、トランジションが7点、特殊局面が4点となっています。横浜の得点の傾向としては、定位置攻撃の得点が多いことです。また、トランジションも比較的多い傾向にあります。
チーム別の定位置攻撃の得点数ですが、横浜はリーグ1位の得点数となっています。浦安が2位の9点となっていますが、3位名古屋でさえ6点であることを考えると、非常に多いことがわかります。横浜の大きな魅力は定位置攻撃であるあると考えます。
一方で、セットプレーや特殊局面での得点は少ないと言えます。サッカーからフットサルに転向した若い選手が多いチームであるため、サッカーとフットサルの違いが大きいセットプレーや特殊局面での得点が少ないことが考えられます。
また、定位置攻撃での得点は10点ですが、うち7点がPIVOを活用した攻撃によるものです。
菅原選手、芝野選手、笠選手などのPIVOが起点となり、得点を決めていることからも個の力を活かすチームであるということが言えます。ただし、プレス回避はPIVOの選手も降ろして4-0システムを採用していることも多く、鳥丸新監督がフットサルのエッセンスを取り入れながら選手の良さを出せるような方法を考えられているのだと思います。
失点分析
次は失点についてです。総失点は21でリーグ4位タイです。
失点は定位置攻撃、セットプレー、トランジション、特殊局面でほぼ均等に失点しています。
特殊局面での失点を見ると、パワープレーでの失点が5点となっています。もちろん、順位が上のチームほどパワープレーを受ける時間は長くなりますが、首位名古屋が2点、2位浦安が0点、3位湘南が6点、4位町田が3点であることを踏まえるとやはり多いということがわかります。
Y.S.C.C横浜 今後の注目ポイント
ここまでY.S.C.C横浜の得点、失点を分析しました。横浜の注目ポイントを考察します。
個の力、勢いを活かしたフットサル
横浜はサッカーから転向した若い選手が多く、個の力を活かしたフットサルをするということが特徴です。ボールを持ったときに勢いを持った仕掛けで得点を狙うことが魅力だと思います。大阪戦のように、勢いに乗れば連続得点を取ることもできます。
サッカー×フットサル
まとめ
今回はY.S.C.C横浜を検証しました。若い選手が多く、他チームに比べるとフットサルの経験値は少し低いかもしれませんが、相手ゴール前の最終局面で個の力を活かす、「面白い」チームだと思います。
パワープレー等のフットサル特有の局面はまだ不慣れな部分はあるかもしれませんが、鳥丸監督がサッカーとフットサルの両方の良さが見えるフットサルを見せてくれると思います。12チームの中で最も伸びしろがあるチームの1つだと考えますので、今後の躍進に期待したいと思います。
中断明けは、2位バルドラール浦安と対戦します。横浜vs浦安の注目ポイントは浦安の分析記事で解説したいと思います。試合は以下のリンクから、ABEMAで生放送されるのでぜひご覧ください!
それでは今回は以上になります!次回はバルドラール浦安です!次回もお楽しみにありがとうございました!
コメント