#21 フットサル4-0システム 背後のスペース活用方法1

定位置攻撃

みなさんこんにちは。

前回はフットサル4-0システムの概要について解説しました。

今回は4-0システムの中で背後のスペースを使う場合、実際にどのようにスペースを使っていくかを事例を用いて2回に分けて解説していきたいと思います。

4-0システム背後のスペース活用方法

4-0システムとは、4人のFPほぼ一列に並び、短い深さの中に4人全員を配置するシステムです。4人が最後尾近くに全員配置されていますので、背後に大きなスペースができる場合が多くあります。そのスペースの使い方を解説したいと思います。

1対1

まずは1対1です。縦にスペースがあり、ボール保持者に対応する守備者が縦を空けている場合に、縦にドリブルで1対1を仕掛けて打開することは効果的です。ただし、自陣近くの場合は完全に入れ替わりカウンターを受けないように注意しましょう。

パラレラ

次はワンツーです。1対1と同様に縦にスペースがありボール保持者に対応する守備者が縦を空けている場合に、パラレラを利用できます。

パラレラとは、「平行」という意味で、タッチラインと平行にランニングし、パスを受ける動作のことです。1対1の場合は中央からサイドの選手にパスを出した後に離れていき、パラレラの場合はパスを出した後に出した方向にサポートに行きます。

ワンツー

次にワンツーです。1対1やパラレラと同様に縦にスペースがある状況ですが、サイドのボールホルダーに対応する守備者が縦を切っていてドリブルや縦へのパスで打開ができない場合に効果的です。

バ(ゴー)

次はバ(ゴー)です。バというのは、サイドの縦のスペースに走ってパスを受けようとする動きです。逆サイドから味方がボールを運んできたときに、縦のスペースがあるならシンプルにランニングで背後を狙う動きは効果的になります。

まとめ

今回は4-0システムのスペース活用方法について解説しました。

今回は1対1、パラレラ、ワンツー、バ(ゴー)の4種類を例にしています。中央の選手とサイドの選手の2人組の関係でスペースを狙う方法で、基本的な2人組の関係です。今回紹介した戦術は、他のシステムでも活用どの状況でも活用できなければなりません。

次回はもう少し複雑で、フットサル特有の方法を紹介し、4-0システムのスペース活用方法を解説したいと思います。

今回は以上になります。ありがとうございました!

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