#99 FリーグDiv.1レギュラーシーズン終盤戦展望

Fリーグ

みなさんこんにちは。

FリーグDiv.1は第18節までが終了し、レギュラーシーズンは残り4試合となっています。今年は上位リーグと下位リーグに分かれるファイナルシーズンがありますので、優勝争い、残留争いに加えて上位リーグ争いが特に熾烈になってきています。

残り試合が少なくなってきた中で、優勝争い、残留争い、上位リーグ争いの3つに分けて現状を解説したいと思います。ぜひご覧ください!

優勝争い

まず最初は優勝争いです。現在の順位は、1位町田、2位名古屋、3位大阪、4位立川と続いています。

順位 チーム 勝点 得失点 19節 20節 21節 22節
1 町田 40 16 H北海道 A名古屋 A大阪 H浦安
2 名古屋 39 28 A湘南 H町田 Aすみだ H北九州
3 大阪 35 6 Hすみだ A北九州 H町田 A大分
4 立川 31 8 H北九州 A横浜 H大分 Aしながわ

ファイナルシーズンはあるものの、優勝は現実的には町田、名古屋、大阪の3チームのどこかになる可能性が非常に高く、立川はわずかに可能性を残すという状況と言えます。5位横浜や6位浦安も数字上は不可能ではないかもしれませんが、なかなか難しい状況です。

町田、名古屋、大阪、立川の4チームのレギュラーシーズンの残り試合をみたときに、最も注目する点としては、町田と名古屋、町田と大阪の直接対決が続くことしょう。この直接対決の結果が優勝争いに影響します。

今後の対戦を見たときには、首位町田は上位陣が多く、名古屋、大阪、立川は下位陣を多く残しています。町田としては、名古屋、大阪の直接対決で勝利することができれば2位以下との勝点を広げてファイナルシーズンを迎えることができます。名古屋、大阪、立川は、残留を争うチームや下位チームとの対戦が多くなります。残留のために上位相手に勝点をなんとか獲得しようと試みてくるため難しい試合になると思いますが、取りこぼしなく試合を進められるかがポイントになります。

とは言え、やはり注目は直接対決の町田対名古屋、町田対大阪の試合です!ともに町田がAWAYで迎える第20節名古屋戦、第21節大阪戦に注目です!

町田と名古屋、町田と大阪の直接対決
名古屋、大阪、立川は残留争いのチーム相手に確実に勝点を重ねられるか

残留争い

次に残留争いです。7位大分、8位湘南、9位しながわ、10位すみだ、11位北九州、12位北海道と続いています。

順位 チーム 勝点 得失点 19節 20節 21節 22節
7 大分 22 9 H横浜 A北海道 A立川 H大阪
8 湘南 20 -4 H名古屋 Aしながわ A浦安 Hすみだ
9 しながわ 19 -11 A浦安 H湘南 A横浜 H立川
10 すみだ 19 -22 A大阪 H浦安 H名古屋 A湘南
11 北九州 17 -14 A立川 H大阪 A北海道 A名古屋
12 北海道 15 -30 A町田 H大分 H北九州 A横浜

まず降格の可能性が高いのは勝点15で最下位の北海道、勝点17で11位の北九州です。その中でも対戦カードが厳しいのが北九州です。2位名古屋、3位大阪、4位立川との対戦を残しています。

再注目となるのは、第21節の北九州対北海道の対戦です。北海道としてはこの試合の前にできれば北九州を追い越す、最低でも直接対決に勝利できれば順位が逆転できる勝点差にしておくことが重要です。一方北九州は、立川または大阪の最低どちらかで勝利を掴み、北海道との直接対決で敗れても逆転されない勝点差を作りたいところ。この直接対決は非常に重要ですが、それまでの2試合で順位にどのような変動があるかもポイントになります。

8位湘南、9位しながわ、10位すみだも油断はできません。特に湘南はしながわ、すみだと直接対を残す状況です。湘南はこの2試合に勝利できれば残留に大きく近付き、逆に敗れるとかなり厳しい状況に追い込まれてしまうという状況です。

残留争いのポイントとしては、失点数だと考えます。下位チームは失点が多い傾向にあり、どのチームも得点を急に増加させることは難しいためです。その意味で、ゴレイロの活躍には期待が集まります。どのゴレイロが決定的な働きをするかが勝負を分ける可能性がありますので、各ゴレイロの活躍に注目したいと思います。

優勝争いのチームとの対戦を残す北九州
湘南対しながわ、湘南vsすみだ、北九州対北海道の直接対決

上位リーグ争い

今シーズンのレギュラーシーズンで最も熾烈な争いになるのは上位リーグ争いです。優勝、残留争いの行方はファイナルシーズンで決まりますが、上位リーグへどのチームが進出するかはレギュラーシーズンで決まります。7位になると降格の可能性が少しでも残ると思われますので、是が非でも上位リーグに進出したいでしょう。

現在、1位町田、2位名古屋、3位大阪の上位リーグ進出が決定しています。4位立川は7位大分との勝点差が残り4試合で9あるためほぼ確定と考えると、残り2枠を争う状況と言えます。

順位 チーム 勝点 得失点 19節 20節 21節 22節
4 立川 31 8 H北九州 A横浜 H大分 Aしながわ
5 横浜 27 13 A大分 H立川 Hしながわ H北海道
6 浦安 26 1 Hしながわ Aすみだ H湘南 A町田
↑ 上位リーグ ↑
7 大分 22 9 H横浜 A北海道 A立川 H大阪
8 湘南 20 -4 H名古屋 Aしながわ A浦安 Hすみだ
9 しながわ 19 -11 A浦安 H湘南 A横浜 H立川
10 すみだ 19 -22 A大阪 H浦安 H名古屋 A湘南
11 北九州 17 -14 A立川 H大阪 A北海道 A名古屋
12 北海道 15 -30 A町田 H大分 H北九州 A横浜

9位しながわ、10位すみだは6位浦安と勝点差が7、得失点差も10点以上差があることから、現実的にはかなり厳しい状況です。得失点差をひっくり返せないと仮定すると、浦安が1勝1分2敗の場合でも全勝する必要があり、なかなか現実的ではない数字となっています。

そう考えると、上位リーグ争いは5位横浜、6位浦安、7位大分、8位湘南のうち2チームが上位リーグに進む可能性が高いです。

ポイントになるのは、下位チームとの対戦でしょう。4チームとも、残り4試合は下位チームとの試合が多く残っています。特にしながわとは浦安、湘南、横浜の3チームが対戦し、すみだとは浦安と湘南、北海道とは大分と横浜が対戦します。残留のために中位陣との試合では勝点3を取りたいと思っていると思われます。その圧力に屈することなく戦えたチームが上位リーグの座を獲得できると思います。

また、それぞれ1試合直接対決もあります。第19節で横浜と大分が対戦しますが、大分が勝利すればさらに上位リーグ争いが混沌とするでしょう。

鍵になる残留争いチーム しながわ、すみだ、北海道
直接対決 横浜対大分 浦安対湘南

上位リーグ争い 第19節展望

FリーグDiv.1は第18節が終了し、レギュラーシーズンの終盤戦を迎えています。ファイナルシーズンがあるため、優勝争いや残留争いはまだまだ続きますが、ファイナルシーズンの行方を争う上位リーグ争いが非常に重要になります。

第19節では、早速横浜対大分の直接対決があります。横浜は勝利すれば大分との勝点差が8、湘南が勝った場合でも7位との勝点差が7で、湘南には得失点差で大きくリードしていますので、上位リーグ進出の可能性が非常に高くなります。

浦安は残留争いをしているしながわとの対戦。敗れたとしてもまだ6位をキープできますが、勝利できれば少なくとも7位との勝点差を4以上維持できますので、必ず勝利したいところでしょう。浦安が勝利した場合、大分と湘南がともに敗戦した場合は7位との勝点差が7になりますから、上位リーグ進出が濃厚になります。逆に大分は横浜に敗れ、浦安が勝利した場合はかなり下位リーグが濃厚になります。

湘南は2位名古屋との対戦になりますが、名古屋は町田追走のために絶対に勝たなければならない試合です。湘南は敗れれば横浜と浦安がともに勝利した場合は横浜との勝点差が10、浦安との勝点差が9となり、ほぼ絶望的になります。相手は強敵ですが、上位リーグ進出のためには勝利が必要な試合です。

横浜 → 勝利で上位リーグ進出の可能性が非常に高い
浦安 → 勝利 & 大分敗戦 & 湘南敗戦で上位リーグ進出濃厚
大分 → 敗戦 & 浦安勝利で下位リーグ濃厚
湘南 → 敗戦 & 横浜勝利 & 浦安勝利で下位リーグほぼ確定
1試合で大きく動きそうな上位リーグ争い。1試合ごとに状況を解説していきたいと思います!
それでは今回は以上になります。ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました