メットライフ生命Fリーグ2026-2027Div.2第1節、仙台対葛飾のゲームをまとめましたのでぜひご覧ください!

前半の葛飾、後半の仙台
立ち上がりから葛飾のゾーン気味のハイプレスに仙台がなかなかボールを前進させることができず、葛飾が鋭いカウンターでチャンスを作り得点を重ねる展開。前半の終盤から葛飾のプレスに仙台が慣れ始め、試合が徐々に落ち着きながら前半が終了した。
後半は一転して仙台が葛飾陣地に押し込む展開に。粘り強く守る葛飾の前になかなかゴールを割れなかったもののセットプレーで得点を奪うと、その後も個の優位性を活用してチャンスを作り続けた。葛飾は押し込まれながらも身体を張ってゴールを守り、カウンターを狙いたかったがなかなかチャンスは作れない。数本あったビッグチャンスを活かせず、最後まで押し込まれる苦しい展開となった。
圧倒した仙台の個
個の仕掛けにより後半は仙台が葛飾を圧倒。昨シーズンと同様、森村選手や丸山選手のパワーはリーグ屈指で、葛飾はその対応に非常に苦慮した。
個の仕掛けだけではなく、セットプレーにおいてもシュートを量産。特にアウトサイドからのシュートは強烈で、警戒された中でも枠に飛ばしていく質の高さを見せた。クロスバーや相手GKのビッグセーブになかなかゴールを奪えない展開も、圧力をかけ続けてボディーブローのように葛飾を消耗させたのは事実だろう。1点奪えれば勢いに乗れることは見せたゲームだった。
粘り強い守備からカウンターへ
前半で3点をリードした中で後半は一方的に押し込まれる展開になり、なかなかチャンスを作れなかった葛飾。個の仕掛けにより剥がされるシーンやシュートを撃たれるシーンは多くあるも、全員が身体を投げ出しながらカバーリングを繰り返し、ゴールを全員で守りぬく執念が見えた。GKの堤選手もビッグセーブ連発でチームを支える。
守る展開の中、数少ないチャンスとなったカウンターを決められず状況を打破できなかったことは今後の課題。それでも押し込まれて疲労が見える中でも最後の勝ち越し弾となったパワープレー返しでの切り替えのスピードは今シーズンのチームのスタイルを象徴するものだろう。
ただし、プレスがかからなくなってくる後半や暑さで消耗が早くなる夏場の戦いをどう乗り切るかが今後の戦いのポイントになると思われる。
総括
攻撃に強みを持つ仙台と守備からカウンターに強みを持つ葛飾、お互いのスタイルがぶつかり合う見ていてハラハラする試合となった。
仙台にとっては痛い敗戦となったが、今シーズンこのような試合展開になることは十分あり得る。1点を奪うことができれば波に乗れるため、我慢強くチャンスを作り続けられるかが今後の試合でも重要なポイントだろう。個の仕掛けの中に、周りの選手が自ら脅威な位置に侵入していけるかも重要だ。
葛飾は、粘り強い守備を武器に鋭いカウンターを見せた。押し込まれながらも粘り強くボールにアタックし続けゴールを守り、個々の献身性や強度は監督から高い基準で求められているものであるだろう。今後は疲労が出てくる後半や夏場にどこまで粘り強く守備ができるかがポイント。しかしながら、押し込まれ続けるとアクシデント的な失点も考えられる。どこかでボールを握る時間も必要だろう。
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