#177 Fリーグ2025-2026Div.2 マルバ水戸FC分析

マルバ水戸FC

みなさんこんにちは。

2026-2027シーズンに向けた、Fリーグチームの2025-2026シーズン分析の今回は第3弾、マルバ水戸FCです。

他のチームの分析についても以下でご覧いただけます。ぜひご覧ください!

マルバ水戸FC 戦績

まずは昨シーズンの戦績についてです。

昨シーズンの水戸は、2勝3分11敗の勝点9、9位で今シーズンを終了しています。

なかなか勝点を積み重ねられず、初勝利は11節と苦しみ、最終的には新居浜と勝点は同率、得失点差で最下位という結果になりました。

それでは、具体的に分析していきたいと思います。

得失点傾向

まずは得点と失点の傾向についてそれぞれ数字を示します。

水戸の得失点数をまとめると以下の通りです。

また、リーグ内の得失点の順位も示します。

各局面での得失点を他チームとの比較したグラフも示しておきます。

それでは、水戸の具体的な分析をしていきたいと思います。

水戸の特徴

それでは、水戸の特徴を分析していきます。

ゴールまで繋げるトランジション

水戸の最大の武器としては、トランジションだと考えます。得点数こそリーグ5位タイと決して多い数字ではありませんが、ボールを奪った際にゴールまで向かえているシーンは非常に多いように思います。

中でも、ゾーン2(ハーフラインから自陣10m)からの得点数がリーグトップとなっています。

ある程度自陣に相手を引き込みながら、ボールを奪った瞬間に素早く人数をかけゴール前に向かうことができる点が水戸の特徴と言えるでしょう。

ただ、得点源とするには物足りない部分はあると思いますので、あとはもっとトランジションを生み出す回数やボールの奪い方、そしてフィニッシュの部分には課題が残るでしょう。

大きな課題である定位置守備の改善

水戸の最大の課題と言えるのが、定位置守備だと考えています。定位置守備での失点数がリーグ最多であり、他のチームと比べても非常に多くなっているのが現状です。

その中で特に多いのが、1対1とPivo当てによるものです。

トランジション攻撃も含め、前への速さは水戸の武器にはなっていますが、後方へのアクションは課題と言えます。

試合を見ている中での印象としては、押し込まれた状態でのマークが曖昧になっている点があります。抜けてきた相手に対するマークの認識や、抜かれた後などの守備組織再構築に課題があるように思います。どのチームも1対1とPivo当ては攻撃のベースになることが多いため、定位置攻撃全般の改善が必要になるでしょう。

個に依存するセットプレー守備

セットプレーの守備に関しても課題は見えます。守り方について、チームでの細かい決まり事は少ないように見受けられました。ピッチ内の選手のコーチングによって守り方が変わるようなイメージです。相手に的を絞らせないメリットはあるかもしれませんが、特にアウトサイドからのシュートに対して誰が対応するのかが明確ではないシーンが多く見られました。

実際にコーナーキックにおいては5失点中4失点がアウトサイドをからのシュートに関連するもので、リーグでも最多となっています。セットプレーの守備に関してチームとしての守備の共有は必要になるのではないでしょうか。

スキルの高い個の存在

水戸の試合を見ると、スキルの高い選手は多い印象です。菊池選手や松本選手、浅野、浅野葵選手、浅野遥選手、矢野選手など、ボールをしっかり運べて失わない、スコアも動かせる選手がいます。

一方で、特定の主力選手に依存している傾向も非常に強いです。主力選手がほとんど出場し、ベンチに下がるのは少しの休憩のためということもありました。そのためか、前半の10分以降での失点が多い傾向に原因があるかもしれません。

より攻撃の時間を増やすため、スキルの高い選手が攻撃により力を発揮できるよう、選手層を厚くしていくことも重要だと考えます。

トランジション守備におけるフィニッシュ局面の守り方

水戸はトランジションでの失点もリーグ内で多い傾向にあります。

気になるポイントとしては、相手に前進され、フィニッシュ局面での守り方がチーム内で統一されていないように感じることです。ボールに対して誰がどこからアタックし、その後の対応が整理されておらず、失点をしてしまっている印象です。

水戸はゾーン3(ハーフラインから相手コート10mまで)でボールを奪われての失点が多くなっていますが、自陣ゴール前まで到達されるには少し時間があります。その時間で可能な限り守備組織を再構築し、フィニッシュ局面の対応が整理されればトランジションの守備は改善されるのではないでしょうか。

シーズン別の傾向比較

ここ3シーズンの得失点の傾向を比較します。

まずは得点です。

得点に関しては、そこまで大きな変動はありませんが、定位置攻撃での得点が減少した分が減少している形となっています。スキルが高い選手がいますので、定位置攻撃での得点も増やしていきたいところでしょう。

失点に関しては、昨シーズンと比較したときにはセットプレーの減少と特殊局面の増加が見られます。

セットプレーについては、キックインでの失点数が減少したことが要因です。

とは言え、リーグ内ではキックインの失点数は多い傾向にありますので、今後も減少させたいところでしょう。

特殊局面については、パワープレーとGK活用での失点が増加しています。

数的不利の守備に課題があると見られます。他の局面もそうですが、守備全体において改善が必要であると考えられます。

まとめ

マルバ水戸FCの分析をしてきました。

水戸はスキルの高い選手がいて、トランジションで特に脅威となっています。ただ、その主力選手への依存度が高いこともあって特に守備への課題が多く見られます。特に失点数自体は定位置攻撃が非常に多く、特に自陣でのマークの決定や守備の再構築は大きな課題です。

また、セットプレーやトランジションについては再現性も高いので、早急な効果も得られると思います。どの局面から手をつけるかはそれぞれですが、守備全体の改善は必須だと思われます。

それではマルバ水戸FCの分析は以上になります。ご覧いただきありがとうございました!

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