#176 Fリーグ2025-2026Div.2 ヴィンセドール白山分析

ヴィンセドール白山

みなさんこんにちは。

2026-2027シーズンに向けた、Fリーグチームの2025-2026シーズン分析の今回は第2弾、ヴィンセドール白山です!

他のチームの分析についても以下でご覧いただけます。ぜひご覧ください!

ヴィンセドール白山 戦績

まずは昨シーズンの戦績についてです。

昨シーズンの白山は、10勝2分4敗の勝点32、4位で今シーズンを終了しています。

優勝争いに食い込むシーズンになりましたが、第16節の神戸との直接対決で敗戦し、優勝とはならず、最終的には4位でシーズンを終了しています。

それでは、具体的に分析していきたいと思います。

得失点傾向

まずは得点と失点の傾向についてそれぞれ数字を示します。

白山の得失点数をまとめると以下の通りです。

また、リーグ内の得失点の順位も示します。

 

各局面での得失点を他チームとの比較したグラフも示しておきます。

それでは、白山の具体的な分析をしていきたいと思います。

白山の特徴

それでは、白山の特徴を分析していきます。

トランジションを中心とした組織力

今シーズンの白山は、組織力です。その組織力を武器に、上位に進出したと考えています。顕著に表れるのはトランジションです。トランジションは再現性が高く、シーズンを通してトランジションは注力されたことが考えられます。

攻撃のトランジションにおいては、ボールを奪った瞬間に人数をかけてプレーできています。定位置攻撃からボールを奪って得点した数がリーグ2位となっています。

実際の試合を見ても、守備を構築しながらボールを奪った際には人数をかけて相手陣地に侵入していくシーンが多く見られました。

守備のトランジションにおいては、定位置攻撃でボールを奪われて失点したシーンがリーグ最少となっています。

実際の試合でも攻撃の際にボールを奪われた後の撤退スピードが非常に早く、相手の自由を奪うプレーができていました。1年間を通して強化されたであろう組織力、主にトランジションを武器に、躍進を見せたと考えられます。

ボールを奪った瞬間のプレーに課題

トランジションが白山の強みだったとお伝えしましたが、一つ課題があります。それは、ボールを奪った瞬間の対応です。

トランジションでの失点がそもそも少ない中で、そのほとんどがトランジションからになっています。

さらにその中でボールを奪った後の1プレー目であるオープニング局面でボールを奪い返されることが多くなっています。ボールを奪った瞬間に味方選手が勢いよく飛び出していく良さもありますが、まずはボールを奪い返されないようにプレーすることは課題と言えるでしょう。

再現性の高いPivo攻撃

白山の攻撃は、Pivoを活用した3-1システムでのプレーを多く使います。Pivo当てからの得点も多くなっていることが特徴です。

リーグ最多となっているPivo当てからの得点ですが、起点となるのは99番の芝原選手です。最前線で起点となって白山の攻撃を牽引していたと言えるでしょう。

プレス回避の構築としても、再現性が高いプレーが多く見られました。オープニングアクションはラインカットを中心としたプレーをし、その後はエイトを中心としたプレーで常にPivo当ての選択肢を覗いていた印象です。定位置攻撃においても再現性が見られ、この点においても組織的なプレーが目立ちます。

チョンドン系が中心のセットプレー

白山の得点を見ると、セットプレーがリーグトップの数字になっています。その中でもキックインの得点が多く、リーグトップです。

そのキックインの得点のうち、キッカーが変わるものも含めてチョンドン系での得点が多いことが特徴です。

組織的なプレーを好む中で、シンプルにゴール前に蹴り込むチョンドンを多用することは意外ではありますが、奥選手や鈴木選手などのシューターを活かした効率的なプレーであったように思います。ただ、そればかりではなくデザインされたセットプレーも実施していたため、逆に言えばそのようなセットプレーでの得点も増やしていきたいところでしょう。

デザインされたGK活用での攻撃

白山は、杉元選手が上がって攻撃に参加するGK活用を多く実施していました。

ただ上がってプレス回避をするだけではなく、しっかりと得点を挙げられていることがわかります。試合を見てみると、フィニッシュに向かうために再現性が見られました。具体的には角にパスが入った後に逆の奥にいた選手が中央に侵入し、そこに折り返す意図があるように思いました。この点からも、昨シーズンの白山は組織的なプレーが多く見られたことがわかります。

シーズン別の傾向比較

ここ3シーズンの得失点の傾向を比較します。

まずは得点です。

白山の得点を比較すると、得点は順調に増加していることがわかります。定位置攻撃やトランジション、特殊局面は大きな変化は見られませんが、セットプレーが増加していることがわかります。

セットプレーは、キックインでの得点が増加しています。昨シーズン伸びた局面での得点が、今シーズンの結果に大きく影響したことがこの数字からも見てとれます。

失点に関しても、ここ3シーズンで順調に減少してきています。

大きく減少した局面はありませんが、ほとんどの局面で少しずつ失点を減らしています。全体を通して組織的な守備が改善したことがこの結果に現れているのではないでしょうか。

まとめ

ヴィンセドール白山の分析をしてきました。

白山の特徴としては、組織力だったことがわかります。特に定位置守備からトランジション攻撃で得点を増やし、上位進出の要因だったと言えます。その他の局面でも再現性が高いプレーが多く見られ、チームとしてのプレー共有などがしっかり取り組まれ、それが結果に現れたように思います。

しかしながら、今シーズンに向けては多くの主力選手が退団となりました。今シーズン、その組織力をより強固にしながらスコアを動かしていくことが求められます。どのような変化があるのか、注目したいと思います。

それではヴィンセドール白山の分析は以上になります。ご覧いただきありがとうございました!

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